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岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。ゲージュツ家の日々って…。
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梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

 毎日寒いですネー。昨日はかなり雪が降りましてネー、一面の銀世界。デ、もう溶けちゃいましたケド、ハハ・・。日本は如何ですか?ウイーンは日本よりかなり北にあるンですヨ。南樺太、サハリンていうンですか、と同じぐらい北。寒いはずですよネ。

  毎年何日かはマイナス10度ぐらいにはナル。一度だけですけどマイナス25度ッてのも経験したンですヨ。こん時ゃ寒かったですネー。たまたま外を歩いてたンですけど、顔なんか凍っちゃいましてネ。動かすたンびにバリバリ、バリバリ音が。しそう。

 こんな時、そのへんで立ち話ナンかしちゃいけませんヨ。足が道路にくっついチまう、かも知れない。そのまま固まって春の雪解けを待たなきゃなんない、かも知れない。クシャミなんかも要注意。氷の粒があちこちに飛び散り危険だッてンで、お巡りさんに怒られる、かも知れない。マ、そノくらい寒いッテ事ですケド。

 デ、もう12月ですもんネ。早いですネ。もうすぐ2002年ですヨ。ついこの前まで2000年がドーノコーノ、なんて言ってたンですけどネ。

 今この街はクリスマスモード満載。何てったってこの国、ローマカトリックの国、国民の80%以上ですか、ですからクリスマスッてのが1年の最大のイヴェントなんですヨ。その張り切りようはハンパじゃナイ。それまでに仕事を片付けちまおうッてンでみんな走り回る。11月末からセッセと飾り付け。街はいかにも聖夜ッテ感じの白色光だけの飾り。ウットリですネ。

 クリスマスのマーケットなんかもあちこちに出てましてネ。昼間ッから人でいっぱい。親子連れ、友達同士、恋人同士、お爺さんにお婆さん。イヌやネコに「ナンダナンダ」てモグラまで顔を出すかも知れない。小さなお店がいっぱい出て、みんなプレゼントやら飾りやらお菓子やらを買うンですネ。ヤキイモやソーセージを食いながらワインをグビグビ。昼間から出来上がってる人もけっこういますネ。

 この時期の名物は「グリューヴァイン」。赤ワインをゆっくり温めてハーブやフルーツを入れて味付け。寒い冬にピッタリ。身体を芯から温めて、しかも健康にイイ。お宅でも簡単に作れますヨ。入れるモノは好みナンですカラ。オレンジジュースなんか入れてもイイですネー。ちなみに私、お酒は飲めませン。

 もう12〜3年になりますかネー。何時もクリスマスは友達ン家で過ごすんですヨ。色々料理やプレゼントを持ち寄って、飲んで食ってギャハハゲヘヘと3時ぐらいまで。もちろん午前ですヨ。聖なる夜ッテ雰囲気とはチョット・・・ですかネ。

 デ、大晦日。年越しですナ。この日は我が家に集合。ヤッパリひたすら飲みながら食いながら。外はアッチでもコッチでも爆竹が鳴ってまして、うるさい、危ない。デ、年明けとともにセクト、発泡ワインですナ、で乾杯。デ、新年はまた別の友人宅でおせち、と。多いときには30人以上我が家に集まったこともあるンですヨ。

 ところで「聖しこの夜」。ここじゃ普通12月24日、イヴの日しか歌わないンですヨ。野別幕無しに歌ってる日本人テ、変・・・・・?