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岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。ゲージュツ家の日々って…。
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梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

 
 サテ、街中へト。イエ、前回の続きですけど。覚えてます?

 シカシ、暑かったですヨー。35度以上。太陽ギラギラ。結構高地ナンで日差しが強かったですネー。空気は澄んでるし、ですから余計に。チョット歩きますとネ、文句娘が「後何分歩くノー」「知るか!」「のど乾いたー」「テメーが飲み物持ってるだろうガ」「疲れてモウ歩けナイ〜」「ウッセイ!」途中にチト面白い教会ナンかもあったンですけど目もくれず「後ナン分。後ナン分」の繰り返し。父チョット頭に刺激を・・・娘構わず・・・10分程歩いて街の商店街へ。土曜日ナンでお店は殆どお休み。開いてたカフェーで遅めの昼食を。庭に子供の遊び場が。こんなものはすぐに見つける我が娘。チョット食べては遊び、又チョット食べては遊び。行ったり来たり。歩けないッて言ってたのはダレナンダ!・・ト

 街中に入って最初に目に付いたのは、コウノトリさんでしたネ。煙突に巣を作りましてネ、そこからお尻をピョコンと出してンですヨ。子供達の面倒でもみてンでしょうかネ。こういうのを見ますとナンとなく心が和みますよネ。

 デ、最初の目的地、オープニングパーティの会場へ。下見ですけど。ここにも作品が幾つも置いてある。昔のお城の跡ですネー。ナカナカ良い感じ。夕方、マタ来なきゃネ。デ、裏に抜けると城壁ガ・・マズイ!!子供の遊び場が・・案の定シッカリそこで娘は遊び、ワタシャ日向でお付き合い。ナンセ原っぱで日陰がナイ。坊主頭に日差しがジリジリ。

 デ、私の作品は何処に? 何せ街中が展覧会の会場になっている、野外ありの室内ありので10箇所程に分かれてる、市街の端から端まで、ンで全部見て回るのは結構タイヘン。取り敢えず、ここと思しき場所に。昔の町役場というか市役所というかでして、今はイロイロな展覧会場として使われてるンですよネ。街の中心のイイ場所。建物もナカナカ雰囲気があってイイじゃナイですか。オッ、中に入れる。デ、チョットお邪魔を・・・「ピンポーン」!!!ありましたヨ、私の作品。オッ、近くには昔の仲間達の作品も。コリャ探す手間が省けて良かったですネー。

 ト、娘からの「アイスコール」マ、最低限の事はチェック出来ましたので、いったんホテルに帰りましょうかト。デ、途中のアイスやさんで娘とバアちゃんはアイスの盛り合わせ。ワタシャアイスカフェーオーストリア風。これナカナカいけるンですヨ。日本のアイスコーヒーとは全く違ったものナンですヨ。アイスカフェーの詳細に付きましては後日書くだろうト思われる「アイス編」で?・・・タブン・・・忘れましたらゴメンナサイ・・

 デ、ホテルに帰りましてシャワーを浴びまして、チョット一息。デ、夕方。チットも涼しくならない。マ、しょうがナイかとお出かけ・2。同じ道取りじゃ脳がナイかと途中から別路線へ。デ、やって来ましたオープニング会場。イヤー、いらしてますネー、全国津々浦々?から。押すな押すな、押してませんけど、の大盛況。サア、これから始まりますネー。デ、ツヅキ・・・