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岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。
梶浦氏へのメールは
wien@sanyo.oni.co.jp
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梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

 イヤー、実はショックな事がありまして。去年の10月末でしたかネ、チョイト腰を痛めましてネ。娘とお風呂に入ってたンですヨ。コッチのお風呂は例の洗い場の無いヤツでして、ソー、石鹸入れて泡ブクブクのヤツ。

 デ、いつものようにバシャバシャ遊んでゴシゴシ洗ってザーザー流してホラ良い気持ち、トお風呂から出ましてネ。ト、イイ気持ちの隙間にジワジワ入り込むヤツがいましてネ。鈍痛さんトカいいましたかネ。

 デ、次第に腰全体に勢力を延ばしてきましてネ。非常に動きが制限される状態になりましてコリャコマッタ、ト。慌てて薬を塗りましてその日は早めに安静状態。しかし何故?どうやら蓄積疲労らしい、ト勝手に思っただけナンですけど。作品を弄るとき中腰状態が多いンですよネ、私の場合。デ、ある程度作業を続けてますと、そろそろヤバイかもヨー、トお知らせがある訳ナンですけど。ガ、どうしても区切り区切りまで作業したいもンでチョイト我慢。ト、当然の事ながら腰固まり状態に。椅子に座って図面とか平面作品を弄ってましてもヤッパ腰には力が入るンですよネ。

 デ、その頃チョット根を詰めて作業してたンですヨ。ですから負担も少々多目になる訳でして。長年の疲れがその時のチョイとした無理で機嫌を損ねたンでしょうネ。ト、これも勝手に思ってるだけですけど。マ、ナンとか気を付けながらですけど動けましたンで、取り敢えず制作の方は少々お休みをしまして、お外は歩いた方が良いンじゃ無いかと銭儲けには出かけてたンですヨ。マ、無理しなかったお陰で1週間程でかなり良くなってきましてネ。縦横斜めに右に3回左に4回ト腰が廻るようになりまして、痛みも無し。コリャ嬉しいナ、有り難いナ、ト。

 デ、少しずつ制作を始めましてネ。ヤッパ作品弄ってるときは楽しいンですよネ。ナンて言うんですか感覚がボワッと広がるのが分かるンですよネ。結構頭も抱えますけど。デ、楽しいナ、楽しいナ、ト作業しまして終えて立ち上がった時、今度は左足の膝からお尻にかけてビキッッッ。すンごい痛みでいきなり即歩行困難強状態に。慌ててモミモミマッサージ、お薬ヌリヌリその他モロモロを数日間。ガ、一向に良くなりませんでお医者さんに駆け込んだンですヨ。“ハイ、仰向けに身体を伸ばして”“伸びません”“ハイ、今度は俯せ”“無理でして”などと診察を受けまして、内面断層写真トカも撮りまして、お薬何種か貰いまして養生することほぼ一ヶ月。ナンとか長距離歩行可能な状態に。取り敢えずメデタシ、メデタシ。

 ガ、目出度く無かったンですよネ、これが。私ら家族、ウイーン地域健康保険てヤツに入ってたンですヨ。デ、お医者さんに行くときには診療用紙トでもいいますかネ、紙切れが必要でしてネ。デ、保険の事務所に取りに行かなきゃナン無いンですヨ。デ、カミサンに行って貰いましてネ。ワタシャ歩けなかったモンですから。

 ト、ナンと3年前から加盟解除になってる、トいきなり言われたそうナンですヨ。この3年間毎月保険料の請求書はチャント送られてきてまして、私らチャントそれを払ってまして、お医者さんに行くときの紙切れもチャント発行して貰ってたンですよネ。ですからナゼ?ドウシテ?悪いところがあったら直すしオセーテの??????状態。

 当然本部に問い合わせましたヨ。当然のように同じ答えの繰り返し。更に、キソクガカワッテアンタラモウコノホケンニハハイレナイヨー、だと。3年前。そういえば申告した税金のことで呼び出されたナー。デモ、説明して了承してくれたはずナンだけどナー。そういえば先日保険料の払い戻しが来てたナー。コッチ地方じゃ払い戻しとか追徴とかしょっちゅうある事ナンで気に留めなかったけど結構額が多かったゾ。約ン十万円。これじゃ3年分ぐらいの額になるぞなどと思った記憶が。私の入って保険はフリーのアーティスト用。これ保険料が安いンですヨ。デ、規則変更でこの項目を無くしたついでに都合の良いように適当に処理しやがッたナ。

 ト、勝手に考えた訳ですケド。マ、こうなったらどうしようもないのがこの国でして、でしょうがなくチョッピリ保険料が高い個人事業者健康保険の方に加入したンですヨ。デ、マアどうにか診療は受けられた訳でして。しかしその3年間の医者代はどうなるンだろう。後で請求が来るのだろうか。などと一応は考えたンですけど例によってスグ忘れてしまいましてネ。その後平穏な日々を過ごしてたンですヨ。

 ト、来ましたヨ来ましたヨ、先日。請求書ですヨ請求書、個人事業者用の保険料のですヨ。しかも過去3年間のヤツをしっかり纏めて。払い戻された金額よりしっかり多かったですネー。ン十万円+ン万円。冷や汗タラリのトホホ、古いフレーズでスンマセン、ですヨ。しかし、3年間も何やっとンジャ、このボケッ。

 デ、お写真はこの文章とは関係ありませんで「ドア・シリーズ」でして。

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 梶浦さんのメールアドレスは wien@sanyo.oni.co.jpです。梶浦さんへのお便りや、作品についてのお問い合わせをどうぞ。