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岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。ゲージュツ家の日々って…。
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梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

 
  ココ、ウイーンですけど、には「オーストリア日本人会」という非常に怪しげな?集団があるって事、書きましたっけ? デ、私がそこの役員ナンてモノをやってまして、しかも文化部副部長。コレも書きましたっけ? 書いてたらしつこくてスイマセン。何せニワトリ症状てヤツを持ってますンで私。

 デ、先日、その文化部の企画でトークショウとかいうモノをやったとさ。ここの劇場で活躍してます日本人の歌手の方々、バレエダンサーの方々に来ていただきましてネ。今、世界中でいろんな分野に日本人の方々が活躍されてますよネー。ここは音楽の都ということで音楽の方に、ト。この3年日本人オペラ歌手の方々にお出で戴いてるンですヨ。日本人はコッチの劇場ではなかなか雇われないナンて事も言われてンですけど、結構色んな所で働いてらっしゃる。マ、十分に実力がある、コレ問題ないですネ、とか、取り敢えず便利に使えるとか、とてもイイ人間関係、コネとも言いましたっけ、を持ってるとか、ムッチャ押しが強いとか、ムッチャ・・・があるとか、・・・が・・・・・・であるとか、・・・・に・・・をしたとか、・・・・・・・で・・・・ますですそう。マ、理由は多々ありますけどネ。ホンの気まぐれで雇ったナンてのもあるかもしれませんけどネ。

 ここの劇場、国立オペラ劇場や国民オペラ劇場ですけど、にもこの数年団員に日本人の方々が増えましてネ。Oさんも国立の方の音楽監督に就任しましたよネ。同国人としてはヤッパ親しみが湧きますよネー。

 デ、今回のイヴェント。100人近くの人々に無理矢理?お集まり戴き、日本人会会員の方々が殆どですけど、飛び込みの方もいらっしゃいまして、大盛況。先ず、ダンサーお二人に踊って戴いたンですけど、その前に全員でチョッピリ準備体操を。何せお客さん、中年以上が圧倒的に多かったですから老後の為に・・カ? この2人、男女各1ですけど、まだ若いッて事もあるンでしょうけど、すごく前向きで好感が持てましたネー。動きもエネルギーが外に出てきましてネ、しかもそれが爽やか。男性の方は社交ダンスていうんですか、の出身とか、デ、今はバレエ。なかなか面白いですよネ。クラッシックからモダンまで色々やってるようですヨ。とにかく2人とも今後がスゴイ楽しみ。

 デ、お歌の方々、トークショウですからイロイロ喋るわけですけど、劇場の事とか本番前の過ごし方、幕間の過ごし方とか、出番の間にウインナーシュニッツェル、子牛のカツレツですけど、を食って失敗したとか。今後の希望とかの話もでましたかネ。デ、それぞれ得意?なアリアを歌って盛り上げてくれましてネ。無事終了。その後カフェーでケーキとお茶でワイワイと。大記念撮影大会になりましたヨ。何せスター、多分、の方々ばかりですので、みんなもこの際一緒にお写真をト。楽しかったですヨ。皆さんも一度参加してみませんか。来年もヤルと思いますので、多分。お問い合わせは・・・適当に探してください。

 デ、今回の1枚。私の作品ですけど。相変わらず家(農家?)シリーズを弄ってンですヨ。今年はコレばっか。デ、朱色の顔料を指で塗りつけてンですヨ。後できれいに洗いますけど、手を。