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岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。
梶浦氏へのメールは
wien@sanyo.oni.co.jp
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梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

 またまたご無沙汰してしまいまして。今日はもう6月25日。コッチもここン所暑い日が続いてましてネ。マ、日本程じゃありませんけど。デ、私ヤヤグダグダ状態。銭儲けのお仕事と銭になる確率のヤヤ少ない?大分少ない?殆どない?お仕事にドタバタの毎日を過ごしておりましてネ。

 デ、フト街を歩いてましたらいつの間にか夏休みの季節目前になってたンですよネー。コッチ地方今年はどうやら7月2日、私の誕生日トカでして目出度い?、から夏休み突入のようでして。どおりで街中ガチャガチャしてると思いましたヨ。最後の一働きモードですかネ。楽しい楽しい休暇を過ごすために皆様頑張って働いてらっしゃるンですヨ。

  オペラ劇場やオーケストラとかは6月30日で通常の公演はおしまい。出稼ぎの季節になるンですネ。代わってアッチの町でも村でもコッチの谷間でも、ソッチの木陰に川の畔ナンかでもアチコチで音楽祭トカがあるンですけど。日本からそれをお目当てにいらっしゃる方も多々。しかし今年は結構たくさんの日本の方々にいらして戴けてますネ。

  この数年ナンジャカジャとありまして、病気はしかたないかも知れませんけどテロとか戦争とか余計な事ですネ、かなり少な目でしたからネ。お手て繋いで横丁をウロウロ、一列縦隊ズルズル石畳、トイレをコンコン入ってます。この数日かなり暑いもんですから、ナンでウイーンがこんなに暑いのかトカ、先週は涼しかったはずナンだけどトカ、コッチはいつも寒いンじゃないですかトカいろいろ勝手な情報、思い込みを持ってらっしゃる方も多々でしてネ。デ、ブツブツ。年中冬じゃネーての。デ、冬に来りゃ、こんなに寒いなんて、ト。マ、お陰様でナンとか夏の帰国費用を幾分稼がせて戴いてましてアリガタイアチガタイ、ト。

  我が家のガキ、けっしてお嬢様とは呼べませんので、ナンぞは随分前からモウすっかり夏休みモード。学校の最後の試験もとっくに終わり、次の学校に行く手続きも一応終わりましてネ。先日も、次の学校に行っても良いヨ〜、トいう小学校の証明書、コンなモンがあるンですヨ、行っちゃいけないヨ〜、テ証明書もあるンですかネ、を持って行きましてネ。後はクラス分けトカの集まりに行くだけトカ。小学校の方も授業トカもうイイか状態でしてノンビリ。後はみんな無事出て行け、ト。時々学校に残る子もいるらしいンですけど今年はどうか・・・知りませんけど。

 

 デ、毎年学年末に学園祭てヤツをやるンですヨ。今年も先日ありましてネ。学校前にチョイトした広場がありましてネ。先ずはソコでクラスごとにナンかやるンですヨ。学芸会のようなモンですかネ。相変わらずオトッツァン、オッカサン、ジイチャン、バアチャン、家族総出トカ見物人も大勢集まりまして屋台もたこ焼き、綿アメ、金魚すくい・・トカ出るわけないですネ、密集状態。人口密度の高いこと。1年A組から始まりましてB組、2年・・トお歌に踊りに・・・・・お芝居トカはなかったですネ。マジックショウとかもありませんでしたシ・・・オーケストラの演奏、オペラとかオペレッタてのも・・・・確か無かった、ト。ア、ダンスグループてのが3度程出てきましたネ。皆バラバラに何かやってましたケド。マ、質素なものでして、一時間ほどで終わり。日本の学校程何日もしっかり練習してってのはあんまりないみたいでして。でもみんな結構頑張ってやってましたし楽しんでましたネ。先生方も必ず何かやるンですネ。今年はチョイ地味目でしたけど生徒達からはアンコールの嵐。マ、習慣のようなものでして。

 

  デ、後は各教室でお菓子を作ったり、お化粧講座、カクテルバーに占いの館、トカはあったかどうか???ですけど。それをみんな自由に訪ね歩くンですヨ。マ、楽しくワイワイの一日ですネ。幾つかお写真並べておきますンで。どれが何年生か分かりますでしょうか?因みにコッチの小学校は4年生まででして。デ、娘、小学校とももうすぐお別れテンで幾らか感傷的な気分もあるようでして、私自身はこういった感情は記憶に無いンですけど、先日ポツリと、ヤット少しずつ次の学校に行くのが楽しみになって来た、ト。

 

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 梶浦さんのメールアドレスは wien@sanyo.oni.co.jpです。梶浦さんへのお便りや、作品についてのお問い合わせをどうぞ。