山陽新聞社ホームページ

梶浦氏へのメールは
wien@sanyo.oni.co.jp
岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。
これまでの掲載分
 
梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

この週末、金、土、日曜日ですけど、は久々にノンビリさせていただきましたネー。

これを書いているのは19日でして、日曜日。木曜日、16日ですネ、に展覧会のオープニングがありまして家に帰りましたのは丁度午前0時。私ン家の近辺は午前0時になりますと街灯の明かりが半分消えるンですヨ。デ、丁度我が家の建物に到着したときに消えましてネ。デ、コリャピッタシ、ト。オープニングの後、画廊のご招待で近くのカフェで飯を食ってましてネ。展示した作家達、その関係者他諸々。私の隣にはある作家の娘さんが座りましてネ。まだ大学生だトカ。デ、その彼女とナンジャコリャと。たまにはお若い方とのお喋りもよろしいカナ、ト。

デ、次の日は娘の学校がありますんで6時半起床、朝飯食わせて送り出しのはたき込み、上手投げには仏壇返し、後はのんびりヴィデオ鑑賞。夏に録画して帰った日本のバラエティーでして。ワタシャばかばかしい、俗悪と呼ばれる番組、マ、種類によりますけどネある程度、が結構好きでしてネ。お昼には床屋に行きましてスッキリ坊主頭。デ、土日は予定の銭儲けが急にキャンセル、日にちを間違えてたンですト、アホか、になりまして、コリャラッキーとホゲホゲ暮らし。デ、久々に原稿を書いてる訳でして。ホゲホゲ状態じゃありませんとナカナカ書けないンですよネ。

デ、グラーツ。ノンビリ美術館に戻りますともうお客がチラホラ・・結構いらしてまして知ってるお顔も2、4、6、8。面倒ナンで特にこちらから挨拶もせずでして。向こうも気付いてか気付かずか・・・。コレ私のいけないところカモですネー。デ、案内状に記載されてました、この時気付いたンですけど、順序に従って、議事ジャありませんで祝典進行。それぞれの時間まで書いてありましたネー。実はこの日、館長様の還暦祝いも兼ねてたようでして。赤いチャンチャンコを着て大喜び、トカこちらにはないですけど。

いろんな人が入れ替わり立ち替わりアーだコーだのソレやコレ、ウーリューチーパーアインツヴァイドライ。誰が誰やら覚えてません、いつもの事ですけど、し当然何を話したとかなど皆目でして。第一聞いてない、コレ得意技。撮影するふりをして席を立ちましてチョイト一服ハイライトが旨い。知人、カミサンの先生の娘さんですネ、の演奏はそれなりに真面目に聞きましたけど。偉いのは我が娘。ジッと耐えて着席してましたネ。マ、小さい頃から音楽会トカにもイロイロ行ってますンでそれなりに経験、鍛錬を積んでましてネ。デ、ヤットプログラムが一通り終わりまして無事解放。皆立ち上がるときにあちこちからギコガコという音が聞こえそうでしたネ。デ、もう10時頃、もちろん夜ですけど、でしたかネ。

デ、次はビュッフェタイム。歓談のお時間ですネ。早速食いモンが用意された2階へ上がりまして、オヤもういらしてる方々が、ワンサワンサと。サンドウィッチ、パンにチーズとかを自分で勝手にイロイロ塗るンですけど、や鶏のカツ、脹ら脛のお肉ですネ、を頬張りながらウロウロと。ここの名物ナンですよネ、鶏は。さすがに旨い。娘はポロリと落っことし微妙に泣きべそ。もう一つと取りに行ったときには売り切れ残念また今度はないヨ。ココの名物と言えばカボチャもそうですネー。夕方にカボチャ料理は少し食べましたケド。私の好きなのはカボチャのオイル、暗〜い緑色してまして風味が良いンですよネ、体にも良いらしいトカ、を使ったサラダ。鶏のカツが乗ってましてネ、カボチャオイルとのコンビネーションがナカナカでして、旨いンですヨ。皆様もこちらにお越しの際は是非お召し上がりください。シュタイアー風鶏カツサラダ。マ、そのまんまのネーミングですけど。ワタシャウイーンでもよく食べますけど、是非是非本場で食べなきゃト。デ、次の日食べましたケド。

デ、今度は大抽選会。一つ2ユーロでしたかネ、くじを買いまして、紙に数字が書いてあるンですけど。デ、進行係が番号を読み上げましてハイオオアタリエルボー4発オマケガハリテ。ヒザゲリアイアンクローもありますヨー、ト、アチコチチマミレフウケイセイサントカでしたかネー???・・・これも延々30分以上続きまして再び歓談の時。カミサンは先生の娘さんと懐かしい話題トカでお話してましたけど、ワタシャ他の人と喋るのが面倒なんでただボーッと。娘は少々お疲れ退屈気味。何時まで続いたンでしょうネー、このお祝い。私らその前にその日の内にまたまたタクシーでホテルにスタコラ。明日はもう一度ゆっくりお散歩しましょうネー、ト。

☆☆☆

 梶浦さんのメールアドレスは wien@sanyo.oni.co.jpです。梶浦さんへのお便りや、作品についてのお問い合わせをどうぞ。