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岡山出身でウイーン在住の造形作家・梶浦徳雄氏による電子メール通信。
梶浦氏へのメールは
wien@sanyo.oni.co.jp
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梶浦徳雄氏プロフィル
1951年岡山県都窪郡妹尾町(現岡山市妹尾)に生まれる。妹尾小、岡大附中、朝日高、東京芸大、同大学院に学ぶ。1981〜82年にはウイーン国立美術大学(オーストリア)に留学。一時帰国の後、1986年、再びオーストリアに渡りウイーン市に滞在、美術作家として制作を続け現在に至る。オーストリア国内各地、ドイツ、スイス、イタリア、リヒテンシュタインなどヨーロッパ各地やカナダ、日本でも多数の個展、グループ展及びアートフェアの実施、参加により作品の発表を行っている。
 

 12月ヒラメ日:エーカゲンにせいヨどんより君。気温チョット冬ッぽいカモ、風、マ、色々。

 HPで高校野球のポスター原画とやらを見たンですけど、私が記憶してる限りこの何年も特に代わり映えしない作品が選ばれてるようでして、私としてはチョイト不思議。こういう表現しか無かったンでしょうかそれともこうじゃなきゃダメなんでしょうか。マ、オリジナルを見てませんので、見る必要もナイかもでして。審査員の頭、感性と言ってもいいンですけど、が固着して身動き取れなくなってンのか、高校生にオリジナリティ、自己欲求と言えるカモ、テものが無いのか????

 マ、高校生世代は丁度間(ハザマ)の時期でもあるンですけど。幼児、児童世代は情報の蓄えはそれほどありませんでしょうし、まだ本能の方が勝ってるカモでしてネ。秩序ナンかどうでもイイとんでもない世界を見せてくれるかも知れませんしネ。もうチョット大きくなると情報と個性がゴチャゴチャ状態。理性と感性が走り回ったりいじけたり。結構まだイメージの世界に遊べるカモ。

 デ、高校生世代。どっちかッて言うと理性の方向に行きたがる時期かも。周囲の事もイロイロと見始める、見え始めるでしょうし。ト、周囲の一般的な評価を自然に感じ取ってしまう。影響を受ける訳ですネ。影響の中から自身を少しずつ見つけていけば良いンでしょうけど、ドップリ浸かる場合も多々。ドップリ浸かったことを否定する必要はありませんで、そこから自立の糸口を見つける可能性が。

 デ、手助け、それのですネ、コレ大人の役割の一つかと。美術ナンてのは比較的自由にそういうことをやれる分野カト思うンですけどネ。チョットした疑問でした。

 12月ホヤ日:スカッと爽やかな晴れ空、カト思ったら午後から雨のち霰のち西方向 青空のち夜。風メチャメチャ強しで寒いヨ〜日。

 今日はギョウザを作りましてネ。皮も作るンですけど、足腰のリハビリも兼ねてコネコネ。特に支障ナシで嬉嬉ですネ。大分快復してきましたヨ。先日カミサンがニラを買ってきましてネ。昨日はお肉やモヤシと炒め物。(作:カミサン)

 デ、今日は野菜タップリ肉ニラギョウザ。(作:私)時々作るンですヨ、ギョウザ。皮は中華材料のお店や日本食料品店トカで買えるンですけど、結構高いンですヨ。

 デ、大きさトカが今一不満。冷凍の手作りギョウザも比較的安く買えるンですけど、ヤッパ今一不満。結構旨いンですけどネ。

 デ、自分の好みに合わせて作っちゃえ、ト何年か前から作り始めましてネ。結構簡単で好みにも合わせられますンで時々作るようになったンですヨ。いろんな野菜やお肉を入れましてネ。娘もギョウザに入ってるモンならナンでも結構食べるンですヨ。我が家で作るのはかなりでかいンですけど、五つ六つ七つ八つ、しっかりと。

 最近はコッチでもニラが年中手に入りまして、10数年前には全くなかったンですけど、買ってきますと連日ニラ料理。肉ニラ、レバニラ、玉子とじにお吸い物。おしたしも旨いンですヨ。

 デ、とどめがニラギョウザ。今回も40個程作りまして、ヤッパでかすぎまして、一度じゃ食い切れませんでしたヨ。明日はギョウザスープでも作りましょうかネー。

 12月ホッケ日:やっと一日スッキリ青空。早朝−4.7度。日中2度程。風ほぼ無しでホッ。寒い!

 12月ブリ日:冬には珍しく良いお天気が数日。相変わらす早朝は気温マイナスでソヨソヨ。

 今日ある旅行グループをプラハに放り出すため駅までバスで。ガ、バスの扉が不調。開かない。デ、ヤット開いたと思ったら今度は閉じない。しかたなく扉を手で押さえて出発。ナカナカの風の抵抗。無事到着。腕しびれる。アウトバーンだったらとても無理でしたネ。

 以前、もう10年以上前でしたけど、夏バス旅行、だったか?、に行きましてネ。何処に行ったか忘れてしまいましたけど、良いお天気、気温もかなり上向き。汗もジトジト。デ、クーラー故障。室内サウナ状態。下手すりゃ蒸し殺し状態。運転手いきなりバスの扉オープン。そのまま走った事を思い出しましたヨ。

 お巡りさんに見つかると当然やばい。コラ〜ッワレナニシトンジャ、トカ怒られてしまうカモ。ついでにお金ナンかも払わされてしまうカモ。当時は誰もそんなこと気にしてなかった雰囲気満載。今はダメですネ。お巡りさんもお役所のお方もセッセと見回りをやって、セッセとお金をかき集めてますからネ。何処も苦しいンでしょうネー、台所。

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 梶浦さんのメールアドレスは wien@sanyo.oni.co.jpです。梶浦さんへのお便りや、作品についてのお問い合わせをどうぞ。